「条文の素読が大切だということはわかっているつもり・・・でも、実際やってみるとただ条文の文字を目で追っているだけで、頭に入っている気がしない。」実は、こう思っている人は意外と多いのです。

『6色分け六法』とは?

「条文の素読が大切だということはわかっているつもり・・・
でも、実際やってみるとただ条文の文字を目で追っているだけで、頭に入っている気がしない。」

実は、こう思っている人は意外と多いのです。

もし、あなたも条文を読むときこのように思っているのなら、条文の内容を学習する前に条文そのものの読み方を考え直し、あなたに最もふさわしい六法を選ぶべきでしょう!

6種類の分類

条文の文言は、例外なく(1)主語、(2)権利・効果、(3)義務・要件、(4)条件節、(5)例外、(6)括弧書きの6種類に分類することができます。

あなたは、普段この『6種類の分類』を意識して条文を読んでいますか?

あなたが使っている六法は、この『6種類の分類』を意識させてくれますか?

あなたは、『条文』を主語・述語のある『文』として読んでいますか?

あなたは、『条文』の素読をしているとき、試験に出そうな単語の拾い読みしかしてないなんてことはありませんか?

あなたが使っている六法は、よく読まなくても条文の文意(主語・述語)がわかりますか?

あなたが使っている六法は、読みやすいですか?

『6種類の分類』が一目瞭然でわかり、よく読まなくても条文の文意(主語・述語)を教えてくれる魔法の『6色分け六法』を使って条文学習してみませんか?

ここまで読んでいただいて、条文の文言の『6種類の分類』という言葉を初めて聞かれたと思います。

それもそのはず、これは私の造語です。

私も、「条文の素読が大切だということはわかっているつもり・・・でも、実際やってみるとただ条文の文字を目で追っているだけで、頭に入っている気がしない。」と思いながらも条文の素読をしていた一人です。

私の文章読解力が足りないのか?

私の忍耐力が足りないのか?

条文の書き方が悪いのか?

色々と考えてみましたが、結局のところ「条文の読み方のコツ、すなわち条文の文言の『6種類の分類』を知らなかった」だけ、ということに気づきました。

そこで私は、この『6種類の分類』に従ったある工夫をして、『市販の六法』を読みやすくしました。

では、私が実際にどのように『市販の六法』を読みやすく工夫したか!

以下に、やり方を示しますので、あなたもお手持ちの『市販の六法』で実際にやってみて下さい。

その絶大な効果に驚くでしょう!

用意するのは、定規と、黒ペンと、5色の色ペン(できれば、赤、青、紫、緑、ピンクがおすすめ)です。

『(6)括弧書き』

まず私は、『(6)括弧書き』を、黒ペンで文字の上に線を引くことにより、読み飛ばしやすくしました。

この作業による効果は、『条文の文意』が把握しやすくなることです。

実際に『六法の素読』を行っている人は経験があると思いますが、『条文』を読んでいるときに『括弧書き』にぶつかり、その『括弧書き』の内容を読んでいるうちに本文の内容がわからなくなってしまう、記憶が薄れてしまう、ということがあります。

また、このような経験を積んでいるうちに、無意識にか意識的にか、『括弧書き』を読み飛ばしている方もいると思います。

しかし、本人は『読み飛ばしている』つもりでも、実際には目(言い換えれば、脳)では、『 ( 』の次に『 ) 』が見つかるまで、目で文字を追っているはずです。

時間にしてこの零コンマ数秒の間に、脳では本文の記憶が薄れてきてしまいます。

短い括弧書きなら、まだこの『記憶の薄れ』の影響も小さいのですが、長い括弧書き、複数の括弧書き、果ては括弧書きの中に更に括弧書きがある(二重括弧)場合など、よほどの条文読解力がなければこの『記憶の薄れ』の影響を受けないということは難しいでしょう。

この『記憶の薄れ』を防ぐために、黒ペンで『括弧書き』の上に線を引くことがとても有効に働きます。

『(5)例外』

次に、『(5)例外』規定部分にピンクの下線を引くことにより、『原則例外関係』をわかりやすくしました。

あなたは法令の勉強を始めたころ、先生方や諸先輩方から、法律関係を考えるときは常に『原則と例外』を意識しなければいけない、と言われませんでしたか。

『原則例外関係』の根拠には、判例・解釈などもありますが、一番明快なのが条文による『原則例外関係』です。

法学部の授業や司法試験などの憲法・民法・刑法などで重要な論点となる『原則例外関係』は、明文規定がない場合に多く問題となります。

逆に言えば、明文規定がある『原則例外関係』は、当然に知っておくべきものといえます。

一番明快に『原則例外関係』を現すのは、いわゆる但書き「但し、~の場合は、この限りでない。」という表現です。

これは、一条項の中に『本文』と『但書き』があり、両者がそのまま『原則』と『例外』になっており、一番わかりやすい『原則例外関係』でしょう。

またこの他にも、「前項の規定にかかわらず、」や「~を除き、」などのように『他の条項』と『原則例外関係』になっているものもあります。

このような文・文言へピンクの下線を引くことにより、『原則例外関係』をわかりやすくしました。

『(4)条件節』

次の作業は、『主節』と『修飾節』の違いを明確にする、という作業です。

ここで明確にする『条文』の『修飾節』は、『(4)条件節』と呼ばれるもので「場合は、」や「ときは、」の語句により『主節』を修飾しています。

『法令』『条文』の存在意義とは、『権利・義務』『要件・効果』という『法律関係』を明確にする、という点にあります。

この『法律関係』は、『主節』に規定されています。

では、どのような場合にこの『主節』に規定されている『法律関係』が適用されるのでしょうか。

それを規定しているのが、『(4)条件節』になります。

この『(4)条件節』部分に緑の下線を引くことにより、『主節』『(4)条件節』の関係をわかりやすくしました。

『主節』

以上の作業で『主節』が明確になりました。

この『主節』こそが『権利・義務』『要件・効果』関係を明確にするという『法令』の存在意義からもその中核をなすものです。

この『主節』の適用場面を規定しているのが、緑の下線を引いた『(4)条件節』となります。

この『主節』に対する例外規定が、ピンクの下線を引いた『(5)例外』となります。

この『主節』の文言の注釈を規定しているのが、黒ペンで文字の上に線を引いた『(6)括弧書き』となります。

誤解を恐れずにいうなら、今までの作業はこの『主節』の読解に邪魔な部分を取り去る作業と言ってもいいでしょう。

『(1)主語』

『主節』は『文』、すなわち『(1)主語』と『述語』により構成されます。

次の作業は、『権利・義務』『要件・効果』関係の主体であるこの『(1)主語』を明確にする、という作業です。

この『(1)主語』部分に赤の下線を引くことにより、『(1)主語』『述語』の関係をわかりやすくしました。

と、単に『(1)主語』を明確にする、と言ってしまえばそれだけのことのように聞こえますが、これは極めて重要なことです。

『(1)主語』は文頭にあると思われがちですが、文中にあることも多々あります。

一見『(1)主語』のように思える文言が実は『主節』の『(1)主語』ではなく、さきほどの『条件節』の『主語』であることもあります。

主語がもともと省略されている『条文』や、『条件節』の『主語』と同じため重ねて書かれていないだけの『条文』もあります。

そして、『市販の六法』では、当然のことながら黒文字一色により『条文』が書かれています。

ということは、例え主語が文頭にあったにせよ、文中にあるにせよ、『市販の六法』では、『条文』を最後まで読まないことには『(1)主語』がわからない、確信が持てないということになります。

最後まで読んで、ようやく『主節』の『(1)主語』とその『述語』(意識して読んだらの話ですが)、そして各種資格試験に重要と思われる単語だけが断片的に頭に残り、・・・満足して次の条文へ進む。

そして、「条文の素読が大切だということはわかっているつもり・・・でも、実際やってみるとただ条文の文字を目で追っているだけで、頭に入っている気がしない。」と感じる。

この『主語』(及びその『修飾語』)に赤の下線を引くことにより、次の『法令』の存在意義たる『法律関係』の主体を、『条文』を読む前に意識することができるのです。

『(2)権利・効果』

『(3)要件・義務』

この『(1)主語』と対になるのが、『述語』部分であり、これが『法令』『条文』の中核をなすものとなります。

『法令』の存在意義とは、何度も書いたとおり『権利・義務』『要件・効果』関係、すなわち『法律関係』という点にあります。

すなわち『述語』は、『(2)権利・効果』と『(3)要件・義務』の、大きくこの2つに分類することができます。

1つ目の分類は、「・・・しなければならない。」「・・・してはならない。」「・・・することができない。」「義務を負う。」「責任を負う。」などの『(3)義務』を意味する『述語』です。

またこれに類するものとして、『限定』を意味する「に限る。」など、『従属』を意味する「に従う。」など、『否定』を意味する「しない。」などの『述語』もこの分類に入れることができます。

この『義務』『限定』『従属』『否定』などを意味する広義の『(3)要件・義務』たる『述語』部分に紫の下線を引くことにより、『(3)要件・義務』たる『述語』部分の存在をわかりやすくしました。

2つ目の分類は、「・・・することができる。」「・・・する権限を有する。」などの『(2)権利』『権限』を意味する『述語』です。

またこれに類するものとして、『肯定』を意味する「する。」「とする。」「となる。」「である。」「をいう。」「とみなす。」「と推定する。」「による。」「を含む。」などの『述語』もこの分類に入れることができる。

この『権利・権限』『肯定』などを意味する広義の『(2)権利・効果』たる『述語』部分に青の下線を引くことにより、『(2)権利・効果』たる『述語』部分の存在をわかりやすくしました。

また、上記『肯定』を意味する『述語』は、『要件・効果』関係における『(2)効果』にあたる場合があり、この場合における『(3)要件』を表すものとして「をもって、」「に基づき」「れば、」「に限り」「までは」「のため」「に従い」「までの間」「時に」「時から」「時まで」「日に(から、まで)」「月に(から、まで)」などの表記があります。

この『効果』に対する『要件』を意味する表記部分に紫の下線を引くことにより、『要件・効果』関係をわかりやすくしました。

『接続詞』

このように、条文の文言を『(1)主語』『(2)権利・効果』『(3)義務・要件』『(4)条件節』『(5)例外』『(6)括弧書き』の6種類(6色)に分類することにより、条文を読みやすくすることができましたが、『接続詞』を黒ペンにより丸で囲むことにより更に読みやすくなります。

つまり、「及び」「並びに」「又は」「若しくは」「かつ」の『接続詞』を黒ペンにより丸で囲むことにより、条文の『文』が更に読みやすくなります。
手作り『6色分け六法』の落とし穴!

以上の作業を行うことで、あなたの持っている白黒文字の(あるいは各種試験における重要な単語を赤字にした)『市販の六法』は、格段に読みやすくなることでしょう。

しかし、私はこの作業をおすすめしません。

こんなことを言うと、今まで書いてきたことと矛盾すると思われるかもしれません。

しかし、冷静に考えてみてください。

もし、あなたがこの先一生働かなくても生活していくだけの十分な資産があり、あくまで趣味あるいは時間つぶしで法律を勉強しているのなら、この地道な作業をしてみるのも結構でしょう。

しかし、あなたが今勉強している範囲の全ての法令について実際にこの作業をすると、一日の勉強時間を全て注ぎ込んで、軽く1ヶ月あるいはそれ以上の時間を必要とするでしょう。

もしこれをお金に換算すると、一日8時間の1ヶ月30日、最低賃金が700円として、単純に約170,000円の『六法』となるでしょう。

それに比べると、1冊7,980円(司法試験受験標準版)の『6色分け六法』の価値がわかると思います。

またもし、この作業を通してあなたの法律知識が増えるのなら、それはまた別の意味でやってみる価値があるかもしれません。

しかし、実際にやってみるとわかると思いますが、この作業はいわゆるルーチンワーク、すなわち単純作業であり、できあがった六法を読むことにより学習効果は上がりますが、できるまでの過程・時間は一切学習効果がないと言っていいでしょう。

またこの作業には、更に致命的な欠点があります。

もし、あなたが丹誠込めて作り上げた『六法』が、この先一生使用できるのならば、約17万円分の時間と労力をつぎ込んで作ってみる価値があるかもしれません。

しかし、法令は日々改正され、六法は年々新版が出版されます。

すなわち、あなたが丹誠込めて作り上げた『六法』は、来年には使えない六法になってしまうのです。(『6色分け六法』は無料法改正対応)

では、せっかく出合ったこの画期的な方法は、あなたの法律学習に活かすことができないのでしょうか?

いいえ、あなたはこのルーチンワークをせずに、この色ペンにより色付けされ驚くほど読みやすくなった『市販の六法』よりも更に読みやすい『6色分け六法』を手に入れることができます。

『6色分け六法』の主な特徴

あなたの法律学習の強力なツールとなる『6色分け六法』には次の特徴があります。

条文の文言は変えない

ちまたの書店では、『条文』の『文言』を変えた六法がたまに見受けられます(もちろん読者にわかるように断った上ですが)。

また、各種資格試験に重要と思われる『条文』の『文言』のみを抜き出した学習参考書なども見受けられます。

このような本があるということは、そのようなニーズがあるということでしょうが、これは条文に慣れていない初学者が『条文』の生の『文言』から逃げているとしか思えません。

『6色分け六法』は、条文の文言は変えません。

『条文』は無味乾燥な悪文の代表のように捉えられがちですが、『権利・義務』『要件・効果』関係を明確にするという『法令』の存在意義からも、小説や哲学書などのようなある意味余計な表現は一切なく、極めて端的・論理的に作られています。

百歩譲って、『条文』に余計な『文言』もある、と言えなくもありません。

しかし、それは法令初学者・各種資格試験受験生レベルの、あくまで『試験』のために必要か否かのことです。

実務において『法令』に接する裁判官・検察官・弁護士はもとより、司法書士・税理士・社会保険労務士・行政書士・宅地建物取引主任者・裁判所書記官・検察事務官・司法警察職員など、数えたらきりがないほど多くの実務家達は、自分の受け持つ事件に関する『条文』を見つけたら、一字一句もらさず、穴があくほどその『条文』を読み、その構成要件を吟味します。

自分が出した結論に間違いはないか、を確認するために。

なぜなら、そこに全てが書かれているからです。

もちろん問題があれば『判例』『通達』に関しても参考にしますが、個々の実務家が受け持つ大多数の事件の場合、『条文』こそが、必要にして、かつ、十分な要素が記載してあります。

そこに、不必要な文言などは、まずありません。

ですから『条文』の『文言』の『6種類の分類』ということも可能になるのです。

そして、この6種類に分類され、『条文』が生の『文言』で書かれた『6色分け六法』に慣れてしまえば、これほど読みやすい『文』はありません。

ですから『6色分け六法』では条文の文言は変えていないのです。

ただし、『6色分け六法』では、横書き形式ですので、漢数字をアラビア数字に変える等の若干の修正はしております。

文字色の色分け

(1)主語 →【赤】

(2)権利・効果 →【青】

(3)義務・要件 →【紫】

(4)条件節 →【緑】

(5)例外 →【ピンク】

(6)括弧書き →【網掛け】

さきほどの『市販の六法』の色分けは、黒字で書かれた文字に対し取り消し線や下線などで行いましたが、『6色分け六法』では、条文の文字自体に色を付けこの分類を表しました。

これにより、更に『条文』の『6種類の分類』が分かりやすくなりました。

接続詞の黒色太字

さきほどの『市販の六法』では、

「及び」

「並びに」

「又は」

「若しくは」

「かつ」「且つ」

「ただし」「但し」

等の接続詞を黒ペンにより丸で囲むことにより、条文の『文』を更に読みやすくしていましたが、『6色分け六法』ではこれらの接続詞を黒色太字で表しました。

ところで、『6色分け六法』では、なぜ接続詞にこだわるのでしょう?

これは、『条文』のイメージ化(頭の中での条文の図式化)をしやすくするためです。

各種資格試験用の参考書では、ある制度について、図式化・箇条書きなどして理解しやすい用に工夫しているのがよく見受けられます。

しかし、これも私には条文に慣れていなく、法令における「接続詞」と「句点」の使われ方を知らない初学者が、条文の生の文言から逃げているとしか思えません。

また、これに乗じて各出版社が、『条文』の読み方が知らなくても(生の文言から逃げていても)ある程度理解できるようにして、自分たちの書籍の売り上げを伸ばそうとしている、とも思われます(企業努力とも言えますが)。

例として、ここでは、簡単に接続詞の読み方を記します。

「及び」と「並びに」は、併合的接続詞

「又は」と「若しくは」は、選択的接続詞

として使われます。

併合・選択される語句に段階がある場合、

一番小さな併合的接続には「及び」が、それより大きい接続は「並びに」

一番大きな選択的接続には「又は」は、それより小さな接続は「若しくは」

が、それぞれ使われます。

また、各段階に3つ以上の語句がある場合に「句点」が使われます。

これらの、「接続詞」と「句点」を判別しやすくし、『条文』を読んだだけでそのイメージ化が図れるようにするため、『6色分け六法』では、接続詞を見やすくしているのです。

更なる『6色分け六法』の特徴

ここまでは『市販の六法』の色分けによる効果をそのまま再現させたものです。

しかし、次から書かれる特徴は、ちまたの『市販の六法』を色分けした場合とは一線を画した革命的なものとなっております。

下線の色分け

法令条文における括弧書きは、その直前の単語について

① 定義(~という。~をいう。)

② 補完(~を含む。)

③ 限定(~に限る。)

④ 除外(~を除く。)

の4つの分類についての説明をしています。

そして、市販の白黒六法では、括弧書きを最後まで読まなければこの分類を判断することはできません。

しかし、『6色分け六法』では、括弧書きの内容を、下記の通り下線色分けにより分類することにより、瞬時に判別できるようにしています。

① 定義(赤色下線)

○○○(以下「☆☆☆」という。)

☆☆☆(○○○をいう。以下同じ)

☆☆☆とは、○○○である。

② 補完(青色下線)

☆☆☆(○○○を含む。)

☆☆☆には、本来は含まれないが、この条文の適用に限り、○○○も含まれる。

③ 限定(紫色下線)

☆☆☆(○○○に限る。)

☆☆☆には、本来は限定されないが、この条文の適用に限り、○○○に限定する。

④ 例外(ピンク色下線)

☆☆☆(○○○を除く。)

☆☆☆には、本来は含まれるが、この条文の適用に限り、○○○を除く。

⑤ 適用限定文言

ⅰ(▽▽▽の場合にあっては、○○○を含む〔に限る・を除く〕。)

ⅱ(▼▼▼にあっては、○○○を含む〔に限る・を除く〕。)

句点ごとの改行

『市販の六法』では、各条項ごとに本文から但書きまでどんなに長くとも改行することなく記載されていました。

しかし、『条文』の『文言』を6色に色分けする際、『句点』又は『句』ごとに改行することによって、『6色分け六法』は更に格段と読みやすくなります。

なぜなら『条文』の『文言』の『6種類の分類』は、多くの場合『句点』ごとに分類されているからです。

この分類を視覚的に把握するためにも、この改行が非常に有効となるのです。

各条項ごとのスペース

『6色分け六法』では、次の通りスペースを設けて見やすくし、若干の書き込みスペースを設けています。

各条間 :2字分

各項間 :1字分

前後段間 :半字分

各号前 :1/4字分

章節等ごとの段落編成(改ページあり版の場合)

編・章・節による改ページ ~『木を見て森を見ず』

『木を見て森を見ず』という言葉は、法令を学んだことのある人なら、一度は聞いたことがあると思います。

つまり、論点・条文などの個々の理解も大事だが、それが全体の中でどこに位置付けられているかを常に意識するように、という意の戒めの言葉です。

『6色分け六法』では、『編』『章』『節』『款』『目』(『章節等』という。)ごとに段を区切っています。

つまり、常に『章節等』の題目は、ページの最上位に位置されています。

更に『6色分け六法』では、各『章節等』ごとに、以下の色分けがされていて一目瞭然となります。

『編』:赤

『章』:青

『節』:緑

『款』:ピンク

『目』:薄青

「読みやすい」と言ってしまえば、それだけのようにも聞こえます。

正直に言って、私も『章節等』ごとに段を区切れば読みやすいかな、という程度で作ってみました。

しかし、印刷した『6色分け六法』を見て驚きました。

例えば、ある条文を六法で引いたとします。

『市販の六法』なら、その条文の内容を確認するだけの方がほとんどでしょう。

また、ページのどの部分に『章節等』が記載されているのかわからないといった場合、それを意識して読んでいる方はどれだけいるでしょう?

ところが、『6色分け六法』ならその条文の内容と共に、自然とその条文の『章節等』における位置付けも把握できるようになっているのです。

また、『六法』を順に素読しているときにも、その効果が歴然となります。

各ページ最上部に記載されているので、つい読んだつもりになってしまう『章節等』も、自然と意識的に読め、また、そこにどんな条文があるかも自然と意識するようになります。

ルーズリーフ方式 ~ 情報の一元化

『市販の六法』は、当然のことながら製本された形で販売されています。

このような『本』は、読み物として読むだけならば非常に読みやすいでしょう。

しかし、あなたは『法令』を学習するときには『六法』を読むだけでしょうか?

いいえ、基本書や判例に出てきた『条文』を確認する際に『六法』を引くという方が多いでしょう。

もしあなたが各種資格試験受験を目指しているのなら、過去問などに出てきた『条文』を確認するということもあるでしょう。

このように『六法』『条文』と基本書・判例・過去問などの他の情報とは有機的につながっています。

そのため諸先輩方は、『市販の六法』のわずかな余白にこれらの情報を書き込んだり、ポストイットに貼るなどの作業をしていました。

または逆に『市販の六法』をバラバラにして、自分のノートに貼り付けるという人もいるそうです。

諸先輩方はこの作業によって何をしようとしているのでしょうか?

それは、『情報の一元化』です。

『6色分け六法』がルーズリーフ方式であるということは、次の特徴である【選べる用紙サイズ・段数・文字ポイント・余白・印刷面】と合わせて、この『情報の一元化』に非常に有効であります。

なぜなら『6色分け六法』がルーズリーフ方式であるということは、市販の白紙のルーズリーフなどに基本書・判例・過去問などの情報を書き、これを簡単に差し込むことができるのです。

その他にも、大学の講義や予備校の授業で配られた資料などに市販のゲージパンチという器具(約2,000円前後)で穴を開け、これを差し込むこともできるという利点もあります。

そしてもし、あなたの『6色分け六法』のバインダーがこれらの資料などで一杯になったとしたら、これを2つのバインダーに分けることも可能です。

そのために『6色分け六法』は、民法や会社法などのように分量のある法令に関しては、適度な『編』などで区切って、『情報の一元化』を図りやすくしています。

選べる用紙サイズ

『市販の六法』は、当然のことながら印刷所で大量生産されます。

しかし『6色分け六法』は一つ一つが手作りにより作られています。

それは、様々な人のニーズに対応するためです。

『法令』は、実に様々な人が勉強しています。

法学部の学生さん・ロースクールの学生さんのように毎日大学へ六法を持っていく人もいます。

各種資格試験受験生の方には、自宅での使用が主な用途の人もいるでしょう。

社会人の方には、電車の中で六法を読んで勉強している人もいるでしょう。

用紙サイズが大きい方が、1ページに載っている条文数が多い、前後の条文がすぐに参考できる、という利点があります。

これに対し、用紙サイズが小さい方が、持ち運びに便利・電車内でも読める、という利点があります。

このような様々な人のニーズに対応するため『6色分け六法』は、「A4」「B5」「A5」の用紙サイズを用意しています。

以下に一般的な各バインダーの特徴を記しますのでご参考下さい。

A4(297 × 210mm)

:30穴

:企業・官公庁で最も一般的に使われている用紙サイズ

B5(257 × 182mm)

:26穴

:小学生~大学生までの学生がノートとして使っている一般的サイズ

A5(210 × 148mm)

:20穴

:一般的な教科書のサイズ(A4の半分)

『6色分け六法』の落とし穴

『6色分け六法』を使えば、他の『市販の六法』はもう使えません。

と言いたい所ですが、そうは言いません。

というよりも、そうならないで欲しいです。

ここまでお読みいただいて、『6色分け六法』の使い易さを想像していただけたと思います。

ただ、気を付けて頂きたいことがあります。

それは、『6色分け六法』は読み易すぎる、ということです。

『6色分け六法』は条文の読み易さ・使い易さを追求して作り上げられたのですから、当然と言えば当然です。

しかし、世の法令は全て色分けなどされていません。

あなたが実務家になったときに取り扱う法律・命令・規則・条例には、色分けなどされていません。

ですから、条文の苦手意識の克服や、各種資格試験合格のためは『6色分け六法』は他の『市販の六法』に比べて格段に使いやすいでしょう。

そして、各種資格試験合格等の、当面の目標への近道になることは間違いないでしょう。

しかしながら、安価な『市販の六法』も傍らに置かれることをお勧めします。

そして、学習の合間や気分転換のときに読んでみると良いでしょう。

『6色分け六法』により、リーガルマインドの一種である『条文読解力』が高められたあなたには、今までの『市販の六法』とは別物のように見えると思います。

各種資格試験合格者の声

私ができる『6色分け六法』の紹介はここまでです。

あとは、あなた次第です。

最後に、各種資格試験合格者の声を紹介します。この声をお聞きになり、あなた自身が『6色分け六法』を使うかどうかご決断下さい。

各種資格試験合格者の声』へ

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